クラスペディア・グロボーサの基本情報
スラっと伸びた茎の上にまんまるな花を咲かせるクラスペディア・グロボーサ。キク科/クラスペディア属の植物です。
別名ゴールドスティックとも呼ばれ、植えて楽しむのはもちろん、ドライフラワーや切り花にしても楽しめるんですよ。
本来は多年草であるものの、夏の高温多湿が不得意なので、一年草として扱われることもあります。
学名 | Craspedia globosa |
別名 | ゴールドスティックなど |
科属 | キク科/クラスペディア属 |
分類 | 多年草(一年草扱いのことも) |
耐寒性・耐暑性 | 耐暑性やや弱め/耐寒性普通 |
開花 | 5月~9月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え/切り花など |
クラスペディア・グロボーサの育て方
高温多湿は苦手なものの、基本的に丈夫であり育成しやすいクラスペディア・グロボーサ。まずは基本の育て方についてそれぞれご紹介していきます。
種まき方法
種まきの適期は9月〜10月ごろ(寒い地域では春まき)。発芽温度は20℃程度とされているので、気温に注意しましょう。
トレイなどを用いて種まきしたら、薄く土を被せます。あとは水やりしながら管理してください。
発芽後、本葉2枚~3枚くらいでポット上げして苗を育てます。ある程度育ったら好きな場所に定植しましょう。
苗の植え付け
植え付けるときは、日当たりと水はけの良さが大切です。
用土は鉢植えなら市販の草花用培養土が使えます。地植えするなら、あらかじめ腐葉土などを混ぜ込んでおくといいですね。
なお、日当たりが悪いと花付きに悪影響が出ますが、高温多湿に弱いこともあり、夏場は管理場所を変えるのがおすすめ。
地植えの場合は動かせないため、最初から半日陰などを選んでおくのもいいと思います。
肥料
まず植え付け時に、緩効性化成肥料を元肥として少量混ぜ込んでおきましょう(元肥配合の培養土を使った場合は不要です)。
その後の追肥は、春と秋に。と言っても必須ではなく、鉢植えなら様子を見ながら必要に応じて与える程度で十分です。
地植えの場合、基本的に追肥なしで構いません。こちらも生育状態を確認しながら調整しましょう。
クラスペディア・グロボーサの夏越し
高温多湿が苦手なため、日本では一年草扱いされることがあります。本来多年草なものの、夏に枯れてしまうリスクがあるので、夏越ししたい場合は注意しましょう。
具体的には、鉢植えなら必要に応じて管理場所を移動するといいですね。梅雨時期には長雨が当たらない場所、夏は風通しのいい半日陰などがおすすめです。
クラスペディア・グロボーサの冬越し方法
そこまで寒さに弱いわけではありませんが、霜や寒風はNG。屋外で冬越しする場合、鉢植なら場所を移動するといいでしょう。地植えの場合は霜よけを施すといいですね。
また寒い地域では屋外だと枯れてしまう可能性もあるので、室内で管理するのが無難。地植えで移動ができない場合は、防寒対策を施しましょう。