金のなる木の育て方!葉が落ちる原因・剪定方法・置き場所など

手軽で人気の金のなる木。筆者である私自身もあれやこれやとチャレンジしながら育てています。
そこで今回の記事では、金のなる木の育て方を詳しくご紹介。以下の項目で詳しくご紹介していくので、さっそく見ていきましょう!

金のなる木の基本情報

園芸店やホームセンターなどで手軽に入手できる金のなる木。南アフリカ原産の多肉植物で、育てている人も多いんじゃないでしょうか。

そんな金のなる木ですが、地植えなどで環境が合えば3mほどにまで育つんだとか!

とはいえ地植えは地域によって難しいため、鉢植えで育てることの多い植物となっています。

学名 Crassula ovata
別名 縁紅弁慶(フチベニベンケイ)/花月(カゲツ)
科属 ベンケイソウ科/クラッスラ属
分類 多年草/多肉植物
耐寒性/耐暑性 耐寒性弱め/耐暑性強め
開花 11月~2月ごろ
用途 鉢植え/地植え(地域による)

金のなる木の育て方(鉢植え)

縁起がよくお部屋のインテリアとしても人気の金のなる木。ここからは育て方についてそれぞれお伝えしていきます。

金のなる木の用土

金のなる木はを育てるなら水はけの良い土を選ぶのが大切です。

サボテン用の土や多肉植物用の土が市販されているので、これらの専用土を使うと簡単でおすすめですよ。

金のなる木の肥料

金のなる木はあまり肥料を必要としない植物です。そのため与えすぎには要注意。

真夏を除いた4月~6月と9月~10月ごろに固形の置き肥や緩効性化成肥料などを控えめに与えるといいでしょう。

金のなる木の置き場所

日当たりの良い場所が必須。また、冬場の霜や低温にも気を付ける必要があります。

そのため真夏を除く春~秋は屋外、真夏の間は屋外で風通しの良い半日陰、冬場は屋内と置き場所を変えるといいですね。

冬場の目安はだいたい5度程度。暖かい地域であれば冬場の屋外管理できますが、これくらいの気温が続くようになったら室内管理にするのがおすすめですよ。

ほかにも、雨などで根腐れしてしまう可能性もあるので、雨を避けられる場所に置いたり、雨の日は室内に置き場所を変えるのも大切ですよ。

金のなる木の植え替え

金のなる木の植え替えは、2年~3年に1回のペースが目安。時期は3月~6月ごろまたは9月~10月ごろがいいですね。

植え替え時は古い土を落とし、根が黒くなっていたり弱っていないか確認を。こういった様子があれば、切り取ります。

このとき病気の予防のためにも使う刃物は清潔なものを使用してくださいね。

金のなる木の切り戻し・剪定方法

金のなる木を剪定するなら、4~10月ごろがおすすめ。冬場の剪定はNGです。湿度の高い梅雨時期も避けると安心でしょう。

また金のなる木は8月ごろからつきはじめます。そのため開花するような株であれば8月くらいまでに行うといいですね。

実際に剪定するときは、切れ味のいいハサミやカッター、ナイフなどを用意します。このとき病気などを防ぐためにも清潔なものを使ってください。

剪定位置はあまり神経質になる必要はありませんが、節の少し上。新芽や枝が出ていればその少し上で切るといいでしょう。

このとき全体の1/3程度までにとどめるのが大切。半分以上切ってしまうとダメージを受けてしまいかねないので、切りすぎには注意してくださいね。

金のなる木がひょろひょろ間延びする原因

金のなる木の枝が垂れ下がったり、ひょろひょろと間延びしてしまったことはありませんか?

これにはいくつか原因がありますが、とくに考えられる原因が日光不足。日当たりの悪い場所に金のなる木を置ておくと、間延びして垂れ下がってしまいかねません。

日当たりに注意して置き場所を選んでくださいね。

なお筆者である私自身もこのケースで金のなる木を間延びさせ、枝がひょろひょろしてしまったことがあります。

以下の記事ではその経緯と、切り戻し剪定を行った経過を記録しているので、ぜひ一緒にご覧ください。

金のなる木の葉が落ちる原因は?

金のなる木の葉が落ちてしまうと心配になりますよね。この場合はトラブルが起こっている可能性もあるので、注意深く対応してみてください。

原因として多いのが、日光不足。日当たりを好む植物なので、置き場所選びは大切です。

また水の与えすぎで根腐れを起こしていたり、逆に水やりを忘れたり根詰まりで水を吸えないような場合も、葉を落とす原因となりえるでしょう。

金のなる木の花言葉と誕生花

金のなる木の花言葉には、「富」「一攫千金」「不老長寿」「幸運を招く」などです。

また2月29日・12月22日などの誕生花でもあります。

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