アメリカンブルー(エボルブルス)の基本情報
鮮やかなブルーの花が爽やかなエボルブルス。ヒルガオ科/エボルブルス属の植物で、アメリカンブルーという呼称で販売されていることもよくあります。
花色は名前の通り青色ですが、アメリカンホワイトなど白色も売られているんですよ。
鉢植え・地植えはもちろん、ハンキングにもおすすめ。また地面を這うように生長するので、グランドカバーにすることも可能です。
学名 | Evolvulus nuttallianus(Evolvulus pilosus) |
別名 | アメリカンブルー |
科属 | ヒルガオ科/エボルブルス属 |
分類 | 多年草(一年草扱いのことも) |
耐寒性・耐暑性 | 耐寒性弱め/耐暑性強め |
開花 | 5月~10月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え/ハンキング/グランドカバーなど |
アメリカンブルー(エボルブルス)の育て方
まずは基本の育成方法をご紹介。植え付け・肥料・植え替えなど、それぞれ順にお伝えしていきます。
植え付け
植え付けるなら、時期は4月〜5月ごろに。日当たりが悪いと花が咲かない可能性もあるので、良く日の当たる場所を選びましょう。
用土は水はけの良いものを。鉢植えなら市販の草花用培養土が使えます。自身で作るなら赤玉土7:腐葉土3くらいがいいですね。
庭に地植えするなら、あらかじめ腐葉土などを混ぜ合わせてから植え付けるといいでしょう。
肥料
まずは植え付け時の元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込みます(元肥入りの培養土を利用した場合は不要です)。
その他の追肥は、春~秋の生育中に。10日~2週間に1回くらいの頻度で液体肥料を与えるか、1ヵ月に1回くらいのペースで緩効性の固形肥料を置き肥するといいでしょう。
植え替え
鉢植えなら、定期的な植え替えが必要です。時期は4月~5月ごろで、1年に1回を目安に行いましょう。
なお一年草として扱う場合は冬に枯れてしまうので、植え替えは必要ありません。多年草として冬越しできたら、植え替えてあげてくださいね。
アメリカンブルー(エボルブルス)の摘心・切り戻し
ツルの先に花を咲かせる植物です。枝数が多い方が花付きも良くなるので、購入後に枝数が少ないようであれば摘心をして脇芽を増やすといいでしょう。
またアメリカンブルーの開花期間は長く、枝が伸びて乱れてくることがあります。花付きが悪くなることもあるため、姿が乱れてきたら切り戻しをするといいでしょう。必要に応じて行ってくださいね。
そのほか、冬越しをする場合は11月ごろに株全体を1/2くらいに切り戻しておくのがおすすめです。
アメリカンブルー(エボルブルス)の冬越し
寒さにはあまり強くなく、一年草として扱われることもあります。冬越しする際は対策をしっかりましょう。
品種によって異なると思いますが、耐寒温度はだいたい5℃程度。暖かい土地であれば屋外での冬越しもできますが、耐寒温度を下回るような地域では室内管理が必須です。
寒くなってきたら室内へ取り込み、良く日の当たる所で管理してください。このとき、室温10℃程度を確保できると安心だと思います。
また霜や寒風はNGなので注意。暖かい地域で冬越しする場合であっても、置き場所には注意が必要です。
これらを踏まえ、基本的には最初から鉢植えで育てておくと冬越ししやすくておすすめ。地植えの場合は必要に応じて鉢上げすると良いでしょう。
アメリカンブルー(エボルブルス)の花言葉と誕生花
花言葉は、「清涼感」「あふれる思い」「清潔」「ふたりの絆」など。
また7月6日・8月25日・10月14日などの誕生花でもあります。