ゴデチアの基本情報
鮮やかな花色が美しいゴデチア。赤やピンク、白、オレンジなど、いろんな花色があるんですよ。
またコンパクトな矮性種から背丈の高い高性種まで種類も豊富で、好みに合わせて選べるのがポイント。鉢植えや切り花などさまざまな楽しみ方ができるでしょう。
別名 | 色待宵草(イロマツヨイグサ) |
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科属 | アカバナ科/サンジソウ属(ゴデチア属) |
分類 | 一年草 |
耐寒性/耐暑性 | 耐寒性強め/耐暑性弱め |
開花 | 5月~6月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え |
ゴデチアの育て方
比較的育てやすいゴデチア。とはいえより上手に花を楽しむためには、いくつかポイントもあります。
そこでここからは、ゴデチアの育て方をご紹介。ポイントを押さえながらそれぞれ解説していくので、さっそく見ていきましょう!
ゴデチアの種まき
ゴデチアは、秋まき一年草。種まき時期は9月中旬~10月ごろがおすすめで、発芽温度は15度~20度程度とされています。
なお春に種が販売されているのを見かけるように、春まきも可能です。種に書かれた説明や時期をよく確認してみてくださいね。
実際に種まきするときは、直まきか育苗ポットに。ゴデチアの根は直根性で、根を傷をつけないよう注意が必要です。そのため種まきをする容器は発芽後の生育を考慮して選ぶと良いでしょう。
またゴデチアの種はとても小さいので、こちらも注意。種まき後は土を薄く被せるようにし、水やりも優しく行ってくださいね。
ゴデチアの苗の植え付け
ゴデチアを植え付けるときは、日当たりの良い場所と水はけのいい土に。また上の項目でもご紹介したとおりゴデチアの根は直根性なので、根の取り扱いには注意してくださいね。
植え付け時の用土は、鉢植えなら市販の草花用培養土で大丈夫。自身で作る場合は、赤玉土6:腐葉土4くらいの割合がおすすめです。
地植えする場合は、事前に腐葉土などを混ぜ込むといいでしょう。
ゴデチアの肥料
ゴデチアの苗を植え付ける時に、緩効性肥料を元肥として与えましょう(元肥入りの培養土を使った場合は不要です)。
ゴデチアは肥料をあまり必要としないので、以降の追肥は地植えなら不要です。
鉢植えの場合は肥料切れすることもあるので、3月ごろに追肥するのもあり。この場合は様子を見ながら、液体肥料を与えましょう。
ゴデチアの病害虫
ゴデチアで多い害虫は、アブラムシでしょう。春になるとどんどん出てきますので、早めに対策を行ってください。
対策が遅くなると、アブラムシを介してさまざまな病気が引き起こしかねません。
またゴデチアの病気としては、立ち枯れ病が有名ですね。伝染してしまうので、もし発生してしまったときは発見次第その苗を処分しましょう。
ゴデチアの摘心時期は?
ゴデチアの摘心時期は、春ごろ。種まきから育てているなら、定植からだいたい2週間経ったくらいがいいでしょう。
ゴデチアは枝数が増えることで花数も増えるので、株の成長に合わせて摘心すると良いでしょう。また摘心によって背丈が高くなりすぎるのも防げるので、状況に合わせて行なってください。
ゴデチアの花言葉と誕生花
ゴデチアの花言葉は、「変わらぬ熱愛」「お慕いいたします」「静かな喜び」など。
また4月15日・5月23日などの誕生花でもあります。