豪華な見た目から、自分用はもちろん贈り物としても喜ばれる胡蝶蘭。筆者である私も、ついつい昨年買ってしまいました(笑)
そんな胡蝶蘭ですが、花が終わったらどうすればいいのか悩む人も多いはず!
そこでこの記事では、胡蝶蘭の花が終わった後の育て方について、画像付きで詳しくご紹介していきます。
胡蝶蘭の花が終わったら処理方法は2択!
胡蝶蘭の花が終わったら、やるべき処理方法は2つ!それが二度咲きを目指す方法と株を休ませる方法です。
どちらも胡蝶蘭の花茎の剪定を行うんですが、二度咲きを目指す方法では花茎を長めに残して切ることで二度目の花を楽しめます。対する株を休ませる方法では花茎を根元からを切り、葉や株に栄養を蓄えやすくします。
これは「絶対こっちがいい!」ってわけじゃなく、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあるんですよ。
このように、一長一短なんですね。そのためよく胡蝶蘭の状態を確認しながら、どちらを目指すか決めておきましょう。ちなみに私は今回、株を休ませる方法を実践しています!
どちらにするか決まったらいよいよ実践です!以下の項目で詳しいやり方をご紹介していくので、さっそく見ていきましょう。
花が終わった後1 二度咲きを目指す方法
まずは二度咲きを目指す方法について。用意するものはカッターと清潔なハサミの2つです。
ハサミは熱湯消毒やライターで炙るなどしておくのを忘れずに!これは来年に備える方法でも同じ。切り口から病気になるのを防ぐためなので、必ず行ってくださいね。
準備ができたら、胡蝶蘭を支えている支柱を外していきます。
よく見ると画像のようにテープなどで固定されてるはずなので、カッターを使って切ります。
このとき怪我には要注意!また間違って胡蝶蘭の花茎を傷付けないように気をつけてください。
全て切るとこんな感じに。
あとはゆっくり支柱を引き抜きます。
支柱が外れたらハサミを使い、花茎を剪定していきます。
胡蝶蘭には節がありますが、画像のように下から数えて3〜4節目の少し上で切りましょう。
これで終わり!
株の状態などにより「絶対二度咲きする!」ってわけじゃないものの、成功すれば切り口からすぐ下の節目から花芽と呼ばれる新たな芽が出て花を早く楽しめますよ。
花が終わった後2 株を休ませる方法
続いて株を休ませる方法について。しばらく花を見ることは叶いませんが、その分ゆっくりと胡蝶蘭を休息させられる方法ですね。
ちなみに私は今回、こちらの方法を行っています。
用意する道具は先程と同じカッターと清潔なハサミの2つ。ハサミの熱消毒も同じように忘れずに!
道具を用意したら支柱を抜く工程も同じです。胡蝶蘭を傷つけないよう固定してあるテープをカッターで切り、ゆっくりと引き抜いて支柱を外していきましょう。
支柱を抜いたら、今度は画像のように根本から花茎を切って終わり!
切った後の胡蝶蘭はこんな感じになります。
この切った花茎から芽が出ることはありませんが、時期が来ればまた別の場所から花芽が出て来るはずですよ。
剪定した胡蝶蘭の経過観察!
花が終わった後に剪定した胡蝶蘭。前述の通り私は株を休ませるために根元から花茎を切り落としましたが、その後ちょっとずつ変化がありました。
まず1つ目の変化が、新しい葉が出てきたこと。
一番下の古い葉が枯れてしまったのですが、その後中央から新芽が出てちょっとずつ大きくなってきました。
そして2つ目の変化が新しい花茎が出てきたこと!これとっても重要ですね!(笑)
剪定した場所とは違うところから新しい花茎が伸びてきて、こちらもグングン大きくなってきました。まだまだ花が咲くまで遠い道のりですが、大切に大切に見守り中です!
花が終わったら適切な処理を!
今回は胡蝶蘭の花が終わった後の処理方法について解説してきました。意外と簡単でしたよね。
せっかくの胡蝶蘭をそのまま放置するなんてもったいない!適切な処理を行うことで二度咲きを楽しんだり、また翌年花を見られたり良いこと尽くしなんですよ。
ぜひみなさんもこの機会に、おうちの胡蝶蘭でチャレンジしてみてくださいね。