鉢植えはもちろん切り花としても人気のガーベラ。可愛いですよね!私も赤いガーベラを鉢植えで育てています。
そんなガーベラですが、つい先日種を付けたのでさっそく採取し保存&種まきしてみました。今回はそのときの画像と一緒に、ガーベラの種の採取方法から保存方法、種まき方法までご紹介します!
種から育てるのは難しいけど、待ち遠しい分楽しさも多いので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね!
ガーベラに綿毛が!採取してみた
ベランダで大切に育てていたガーベラ。寒い1月のある日、いつもどおり花を見に行ったらなんと綿毛が!!!ガーベラの種って見たことがなかったんだけど、タンポポと似た綿毛状なんですね。
今回はたまたま寒波でビニール温室に入れてたからよかったけど、外に置いたままだとすぐ飛んで行っちゃいそう…。どおりで今まで見たことないわけだ!(笑)
ということで、せっかくだからと採取。つまんで引き抜くだけで簡単に採取できますよ!うまく行かないときはピンセットなどを使うのもおすすめです。
ちなみに、雑に引き抜くと上の綿毛だけ取れちゃうこともあるので要注意。私も最初失敗したんだけど、ちゃんと下の種まで取り除いてくださいね!
ちゃんと種まで採取できていれば、残った花がらはこんなふうになります。
そして今回採取したガーベラの種がこちら。一輪分ですが、意外とたくさんの種をゲットできました!
ちょっと見づらいけど、この根本に付いてるのがガーベラの種です。
種が湿った状態だと保存に失敗しかねないので、雨の日の採取はNGです。
ガーベラの種を確実に採取するには?
ここで採取のワンポイント!
ガーベラの種はタンポポの綿毛にそっくりなので、私のように採取前に飛んで行っちゃうことも多いはず!そこでガーベラの種を確実に採取するおすすめの方法がこちらです。
花が終わって種になりそうな雰囲気になってきたら、ビニール袋や紙袋を被せてゆるく結んでおくだけ。これなら「いつの間にかガーベラの種が飛んじゃった!」なんてことも防げると思います。
もちろんずっと被せたままだと生育によくないので、タイミングを見て行ってくださいね。
ちなみに鉢植えなら、種の採取間近になったら室内の窓際などに移動させるだけでも飛ぶのは防げるはずですよ。
ガーベラの種の保存しよう!
次は採取したガーベラの種を保存!結構種の量が多かったので、私は今回半分を採り撒きして、もう半分を保存しようと思います。
ちなみに保存する容器は紙袋でいいんだとか。私は家にあった茶封筒を使ってますよ!綿毛付きのままでも大丈夫なので、乾燥させてから茶封筒などに入れておけばOKですね。
封筒には採取した日付などを書き込んで忘れないように。私はちょっと雑にこんな感じに書いたけど、雑でもなんでも自分でわかりやすければOKです(笑)
あとは涼しくて暗いところで保存。10度以下に保ちたいので、冷蔵庫に入れておきました。一年を通してそんなに涼しくて暗い場所ってあんまりないと思うので、冷蔵庫での保存がおすすめですよ。
ちなみに、ガーベラに限らず多くの種が湿度のある場所での保存には向いていません。心配な場合はビンなどの密閉容器に乾燥材のシリカゲルを入れ、その中に種の入った茶封筒を入れて蓋をし保存すると、乾燥状態を保てると思います。
冷凍庫や野菜室はNGなので要注意!
ガーベラの種まきをしてみた!
ガーベラの種まきは、4~5月の春が適期で、秋でもOK。発芽温度は20度~25度くらいがベストといわれています。
市販の種まき用土と育苗トレイを使って簡単に種まきができますよ。
もちろん私もせっかく採取したので種まきしてみました!保存しなかった残りの種をすぐまいてみたんですよね。いわゆる採り撒きってやつです!
とはいえ種まきしたのが1月の真冬…さらには種まき用土を切らして普通の培養土を使ってるので成功率はかなり低そうですけど…(笑)
種まきの手順は、まず育苗トレイに市販の種まき用土を入れます。
次に少しだけ土をくぼませてそこにガーベラの種を置きます。
このとき綿毛付きでも問題なし。浅めに種まきしたいので、深く穴を開けるのは避けてくださいね。
あとは上から薄く土をかぶせて完成です。発芽するまで日陰で管理し、乾燥に注意しながら適度に水やりをするだけ。上手くいけば10日~2週間くらいで発芽するはずですよ!
育苗用のトレイやポットがない人は普通の鉢やプランターでもいいですが、ガーベラの種は湿度に弱く土が多いと過湿になって傷みかねません。できれば専用のものを用意したほうがおすすめです。
ガーベラの種まき~オマケ~
余談ですが私の場合種まきの時期が悪いので、暖房の効いた室内で管理をします。育苗トレイを入れるのにちょうどいいサイズの受け皿がなかったので自作しました(笑)
まぁ、段ボールの底部分を切り抜いて、ビニールシートで覆っただけなんですけどね…。でもぴったりサイズなので、このまま室内で発芽するのを待ちます!
もし成功して発芽したら、また画像と一緒にご紹介します!