ベロニカ・オックスフォードブルーの基本情報
小さな青い花を咲かせるベロニカ・オックスフォードブルー。這うように広がっていくことから、グランドカバーにもおすすめの植物ですね。
また丈夫な性質なもの魅力のひとつ。高温多湿はやや苦手なものの、比較的に寒さには強いです。
丈夫で育てやすいことから、園芸初心者にも扱いやすい植物といえるでしょう。
学名 | Veronica peduncularis ‘Oxford Blue’ |
科属 | オオバコ科/クワガタソウ属(ベロニカ属) |
分類 | 多年草 |
耐寒性・耐暑性 | 耐寒性強め/耐暑性強め |
開花 | 4月~5月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え/グランドカバーなど |
ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方
それではまず、基本の育て方をご紹介。植え付け・肥料・植え替え・切り戻しなど、順にお伝えしていきますね。
植え付け
時期は3月~4月ごろ、9月~11月ごろ。日当たりと風通しの良い場所を好みます。
ただし真夏は直射日光を避けた半日陰が好ましいので、地植えの場合はあらかじめ半日陰を選んでおくといいでしょう。
用土は水はけの良さが大切。鉢植えなら市販の草花用培養土が使えます。自分で土をブレンドする場合は、赤玉土6:腐葉土4くらいの割合がいいですね。
地植えの場合は、あらかじめ腐葉土を混ぜ込んで水はけを改善するのもおおすすめ。株間は30㎝以上確保して植え付けてください。
肥料
あまり多くの肥料は必要ありません。春と秋に緩効性肥料を置き肥するくらいでいいと思います。
与えすぎは花数に影響することもあるため、多肥にならないよう注意してくださいね。
植え替え
鉢植えで管理している場合、定期的に植え替えが必要です。
根詰まりを防ぐためにも、様子を見ながら1年に1回くらいのペースで植え替えするといいでしょう。このとき、株分けも可能です。
なお地植えにしている場合は、頻繁に植え替える必要はありません。ただし株が混み合っているようなら、株分けして植え替えるといいと思います。
切り戻し・剪定
梅雨ごろに行います。だいたい、花がひと通り咲き終わったタイミングですね。
草丈の半分くらいに切りましょう。こうすることで蒸れを防いでくれますよ。
ベロニカ・オックスフォードブルーの夏越し
蒸れや高温多湿が少し苦手なため、半分くらいの高さに切り戻すといいでしょう。こうすることで株を蒸れから守りやすくなりますよ。
詳しいやり方は「切り戻し・剪定」の項目をご覧ください。
また真夏は強い直射日光を避け、風通しの良い半日陰での管理がおすすめです。
ベロニカ・オックスフォードブルーの冬越し
寒さに強めな植物のため、土が凍結するような場合を除き、基本的に冬越し対策などは必要ありません。
なお土まで凍るような場合は、マルチングなどの対策を行いましょう。お住まいの地域に合わせて、適切な管理をしてくださいね。