ホームセンターの園芸売り場で一目惚れしたラナンキュラス。苗も出回るものの、たくさん球根が入ったネットを発見!
正直チューリップなんかの球根と比べるとちょっとお高めだったけど、全部満開になったら華やかだろうなとわくわくしながら買ったわけです。
なのに、です。なのに全く発芽せず!!!
そこで今回は、悔しすぎる再チャレンジ記録と、失敗しまくりな私でも簡単にできた冷蔵庫での発根・芽出し作業のやり方をご紹介します。
私と同じようにラナンキュラスの発芽で悩んでる人がいれば、ぜひ試してみてくださいね!
なおラナンキュラスを球根から育てる基本の育て方や球根の掘り上げ方法、分球方法などについては、以下の記事で紹介しています。
ラナンキュラスの球根が発芽しない…

事の発端は10月中旬。さっきも言ったとおり見た目に惹かれ、かるーいノリでラナンキュラスの球根を買いました。
球根は一度給水させてから植え付けるのがセオリーってことで、濡らしたキッチンペーパーで給水させてから植えたんですけど……。
11月上旬になっても発芽したのは2個だけという惨敗……(笑)
球根が10個くらい入っていたので、私は2つの鉢にわけて植えたのに、それぞれ1個ずつしか発芽しなかったんです。
他はどれだけ待っても発芽しなかったので掘り返してみたところ、無事だったのは2つだけ。あとは腐ってるか、跡形もなく消えてました(多分腐って溶けた?)。
もうね、あまりにも悔しい!それに鉢の余ったスペースももったいないってことで、もう1回買ってきて再チャレンジすることしました。
冷蔵庫で発根&芽出し作業
この時点で11月も中旬でしたが、早速ラナンキュラスを再購入。時期が遅いせいかすでに球根が値引きされてて心配なものの、強気で発根&芽出し作業をします。
とりあえず買ってきた日は水に濡らしたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫へ入れ、吸水作業をしておきました。

そして来る翌日、さっそく取り出して確認するとぷっくり。ちゃんと吸水できたようなので、今度こそ冷蔵庫での発根&芽出し作業へ。

まずは100円ショップなんかで売ってる使い捨てのお弁当パックに赤玉土を入れ、水を注いで混ぜます。

そこにラナンキュラスの球根を入れ、さらに上からも赤玉土を掛けました。


あとは蓋をして冷蔵庫へ入れて終わり!腐らないのを願って待つばかりです(笑)
ラナンキュラスはもともと寒さに当てると花づきが良くなる花。冷蔵庫で冷蔵処理し、発根&芽出し作業をしておくことで、早い時期から開花して長く楽しめるですって!

ちなみに私は家業が農家なので、野菜の予冷用に9℃で固定している業務用冷蔵庫に入れましたが、家庭の冷蔵庫でも大丈夫ですよ。
このとき、間違っても冷凍庫には入れないでくださいね!
ラナンキュラスのその後…!
冷蔵庫へ入れてから2週間ほど。季節はもう11月下旬でしたが、いったいどうなったのか!期待半分・恐怖半分で確認すると…
じゃーん!!!!!

無事に芽と根っこが出てました!!!残念ながら全部とはいかず半々くらいの成功率だったものの、それでも最初よりずっとマシです(笑)
ちなみにこの半々の成功率の原因は、時季外れ&球根の傷みが原因かなぁって思ってます。
というのも最初の方でも書いた通り、2回目の購入時にはもう球根が値下げされてたんですよね。時季外れで安くなってた&それまで売れ残ってる間に球根が弱ってたってのがあるんじゃないかと。
ちゃんとしたシーズンに元気な球根を選んで行えば、もっと成功率が高くなるかもしれません。

もちろんその後、鉢植えをしてちゃんと発芽を確認!
ものによるけど、早いものだと5日くらいで土から芽を出しました。遅いものでも10日ほどで芽が出ましたよ!
ここまでくれば一安心。あとは強い風などに注意しながら、なるべく暖かい場所で育てていくだけです。