水耕栽培でカビを防ぐには?かいわれ大根の失敗しない育て方

かいわれ大根の基本情報

サラダなどのアクセントに重宝する「かいわれ大根」。食卓の色どりにはもちろん、ピリッとした辛さがクセになりますよね。

アブラナ科/ダイコン属で、栄養豊富なスプラウト食材なんですよ。

そんなかいわれ大根は、実は室内で育てることができます。土だけでなく、水耕栽培もできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

かいわれ大根の育て方(水耕栽培)

手間が少なく、はじめてでも育てやすいかいわれ大根。ここでは水耕栽培に限定して、育て方をご紹介していきます。

種まきから管理方法、収穫までお伝えしていくので、さっそく見ていきましょう!

水耕栽培に必要なもの

必要なもの
・種
・容器
・土台(スポンジや脱脂綿など)
・アルミホイル
・霧吹き

容器はタッパーなどのほか、いちごのパックや豆腐の容器なども使えます。雑菌の繁殖を防ぐため、十分に洗って清潔なものを使ってください。

土台は土の代わりに種まきして苗床にするものです。スポンジや脱脂綿などが使えます。

アルミホイルは光を遮るのに使います。ほかに、蓋になるようなものがあればなくても構いません。段ボールを被せるのでもOKです。

種まき

かいわれ大根の生育適温は20℃~25℃程度。室内での水耕栽培は基本的に通年行えますが、春や秋だとより育てやすいです。

種まきするときはまず、容器にスポンジなどを敷き、水を入れて湿らせます。あとは重ならないように、種まきしていきましょう。

種まき後はアルミホイルなどを用いて覆い、光が当たらないように数日管理。このとき、乾燥しないよう霧吹きで適宜水を与えてくださいね。

3日~5日程度で発芽するので、5cmくらいに育ったらアルミホイルを外し、直射日光を避けた日光の当たる場所へ。根が張っていると思うので、毎日水を交換しながら管理しましょう。

管理場所

タイミングを置き場所を変える必要があります。

かいわれ大根は光に当たると発芽しないので、発芽するまでは遮光しましょう。アルミホイルで蓋をしたり、段ボールで覆ってもいいですね。

発芽後5cmくらいに伸びたら遮光を止め、今度は日光の当たる良い場所へ移動します。このとき直射日光は避ける必要があるので、レースのカーテン越しくらいで大丈夫です。

また容器の向きをたまに変えてあげると、まっすぐ育ちやすいですよ。

収穫時期と方法

適切に管理していれば、かいわれ大根はどんどん成長していきます。

収穫するタイミングは、種を植えてからだいたい1週間~10日くらいですね。10cmくらいに成長したら、根元から切り取りましょう。

失敗しない!カビ・腐敗の原因と予防方法

簡単に楽しめるかいわれ大根ですが、水耕栽培では時としてカビが発生したり腐敗したり、失敗することがあります。

適切に管理しないと失敗する原因になるので、注意が必要ですよ。

カビを防ぐためにはまず、雑菌の侵入を防ぐ対策が必要です。使用する道具は清潔なものを利用しましょう

そして風通しの良い環境で管理し、毎日水を交換してください

とくに高温多湿の夏は腐ったりカビる可能性が高めなので、冷房を付けた部屋で管理するほか、朝と晩の2回水を交換するのがおすすめですよ。

なお、万が一カビが発生したり腐敗した場合、食べずに必ず破棄してください

かいわれ大根は再生栽培できる?

再生栽培できると思われがちなかいわれ大根。スーパーで買って食べた後、水を与えて再生を試みた人もいるんじゃないでしょうか。

かくいう私も昔、試してみたことがあります。

しかし、かいわれ大根は一般的に再生栽培はできません。一度収穫した後は新しく育て直してくださいね。

なお複数回収穫を楽しみたい場合は、豆苗など再生栽培可能な野菜もあるので、チャレンジしてみてください。

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