トレニアの育て方!枯れる原因・花が咲かない原因など徹底紹介

トレニアの基本情報

たくさんの花を次々と咲かせるトレニア。冬には枯れてしまう一年草ですが、トレニア・コンカラーといった多年草品種もあります。

青やピンク、黄色、白など花色が豊富で、好みに合わせて選べるのがポイント。またボリュームが出るので、ハンキングなどでも人気の植物となっています。

学名Torenia
科属アゼトウガラシ科(アゼナ科)/ツルウリクサ属(トレニア属)
分類一年草/多年草(種類により異なる)
耐寒性/耐暑性耐寒性弱め/耐暑性強め
開花5月~10月ごろ
用途鉢植え/地植え

トレニアの育て方

開花期間が長く、たくさんの花を楽しめるトレニア。初心者にも育てやすい植物ですが、ポイントを押さえることでより長くキレイに花を咲かせてくれますよ。

ということでここからは、トレニアの育て方をご紹介。さっそく見ていきましょう。

トレニアの植え付け

トレニアを植え付ける時期は、4月~8月ごろの間。日当たりと風通しのいい場所、水はけの良い土を好みます。多少耐陰性はあるものの、基本的には真夏を除いて日なたがおすすめですよ。

鉢植えであれば、市販されている草花用培養土を使用しても問題ありません。自身で配合するなら、赤玉土7:腐葉土3くらいの割合がおすすめです。

地植えする場合は、事前に腐葉土などを混ぜ込み、水はけをよくしておくといいでしょう。

なおトレニアを植え付けるときは場所に注意。というのもトレニアは、真夏の強い直射日光が苦手なんです。西日を避けられるよう、場所選びは慎重に行いましょう。

鉢植えであれば、夏場は半日陰などに移動させてくださいね。

トレニアの肥料

トレニアを育てるなら、肥料は必須。まずは植え付け時の元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。

以降の追肥では、だいたい5月~10月の間にかけての開花期間中は、10日~2週間に1回くらいのペースで液体肥料を与えるといいでしょう。

トレニアは肥料切れを起こすと花の数が減ったり葉の色が悪くなるので、注意してくださいね。

トレニアの切り戻し

トレニアの花が一通り咲き終わって花付きが悪くなってきたら、切り戻しをします。だいたい梅雨から真夏の直前ごろですね。

全体を1/3~半分程度まで切りましょう。このとき切りすぎると枯れる原因になりかねないので、注意してくださいね。

切り戻しをすると直後は花が見られませんが、また秋ごろから楽しめますよ。

トレニアが枯れる原因と対処方法

トレニアを育てていると、残念ながら枯れてしまうこともあります。原因はいくつかありますが、今回は「日差し」と「水切れ」の2つについてご紹介しますね。

トレニアが枯れる原因1:夏の日差し

まず夏の日差しが原因のケースですが、トレニアは夏場の強烈な直射日光は苦手です。夏の西日が当たるような場所では、枯れる原因になりかねません

そのため鉢植えであれば、半日陰などに移動しましょう。トレニアを地植えで育てる場合は、事前に植え付け場所をしっかり考慮するのが大切ですよ。

トレニアが枯れる原因2:水切れ

どんな植物でも水が不足すれば枯れてしまいますが、トレニアの場合はとくに注意。というのも実はトレニアは、乾燥が苦手な植物なんです。

水切れさせると生育に悪影響が出ますし、極端な水切れは枯れる原因にもなりかねません。とくに夏場は水切れしやすいので、水やりには注意してくださいね。

トレニアが咲かない原因は?

トレニアが咲かない原因は、主に「肥料切れ」と「水切れ」の2つが考えられます。

まず肥料切れが原因のケースですが、トレニアは長期間花を咲かせる植物のため、肥料も必要になってきます。肥料切れすると花が咲かなくなったり、葉の色が悪くなったりするので、適切に与えてくださいね

そしてもうひとつが、水切れが原因のケース。上の項目でもご紹介したとおり、トレニアは乾燥が苦手。水切れさせると花付きが悪くなりかねません

トレニアの花を楽しむためにも、水が不足しないよう、とくに夏場は注意して水やりしましょう。

トレニアの花言葉と誕生花

トレニアの花言葉は、「ひらめき」「温和」「可憐」など

また8月6日・9月27日などの誕生花でもあります。

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