オジギソウの育て方!種まき方法や伸びすぎる原因など

オジギソウの基本情報

ちょんちょんと触ると葉が閉じるオジギソウ。私も以前育てたことがありますが、ついつい触りたくなる植物ですよね。

夏の暑さに強く、丈夫で育てやすいのがポイント。また葉の印象が強いですが、夏ごろにピンク色の可愛らしい花も楽しめます。

なお本来は多年草のようですが、寒さに弱いことから日本では一年草扱いになっています。

学名Mimosa pudica
別名ネムリグサ
科属マメ科/オジギソウ属
分類多年草(一年草扱い)
耐寒性・耐暑性耐寒性弱め/耐暑性強め
開花7月~9月ごろ
用途鉢植え/地植えなど

オジギソウの育て方

まずは基本の育て方をご紹介。種まきから苗の植え付け、肥料についてなど、順にお伝えしていきます。

オジギソウの種まき

苗を買って育てるのはもちろん、種からも育てられる植物です。

時期は5月~6月中旬ごろ。発芽適温が25℃前後と高めなので、時期に注意してください。

また直根性で移植が苦手な性質のため、ポットに種まきして育苗していくか、直まきがいいと思います。

そのまま植えられる土ポットなども販売されているので、これらを用いてもいいですね。

ポットまきする場合、3粒〜4粒くらいまき、発芽後に1本になるよう間引きます。あとは本葉が3枚くらいになったタイミングで定植です。

根を傷めないように注意しながら、花壇やプランターに植え付けてくださいね。

苗の植え付け

時期はだいたい6月ごろ。日当たりの良い場所と水はけの良い土が適しています。

鉢植えの場合、用土は市販の草花用培養土が使えます。自身で作るなら赤玉土7:腐葉土3くらいがいいですね。

花壇などに地植えする場合、あらかじめ腐葉土を混ぜ込んでおくといいでしょう。

なお植え付けの目安は鉢植えなら5号鉢に1株、地植えの場合は株間20cm~25cmくらいです。

オジギソウの肥料

肥料はあまり必要ありません。多すぎると葉ばかりになって花が咲かない原因になる可能性もあるので注意してください。

苗が幼いうちに液体肥料を与えるか、緩効性化成肥料を置き肥する程度で大丈夫でしょう。

オジギソウが伸びすぎる原因は?

オジギソウを育てていると、茎がひょろひょろと伸びすぎてしまうことがあります。いわゆる徒長してしまった状態ですね。

この原因としてよく考えられるのが、日照不足。たとえば室内の窓際などに置いている場合や、日当たりの悪い場所に植えた場合などです。

オジギソウは日光を必要とする植物なので、管理場所には気を付けましょう。

オジギソウを育てるときの注意点

オジギソウには「毒性」や「トゲ」があるって知っていましたか?

まず毒性ですが、アルカロイドが含まれてます。誤って口にしないよう注意しましょう。

また私も自分で育てて初めて知ったのですが、意外としっかりとしたトゲがあります。オジギソウは触ると楽しいのでついつい触りがちですが、怪我をしないように注意してくださいね。

これらを踏まえ、とくにお子さんやペットなどのいるご家庭では、管理場所などに気を付けると安心だと思います。

オジギソウの花言葉と誕生花

オジギソウの花言葉は、「敏感」「謙虚」「繊細な感情」など。

また1月26日・5月5日・1月31日などの誕生花でもあります。

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