サワギキョウ(宿根ロベリア)の育て方!夏越し方法・毒性など

サワギキョウ(宿根ロベリア)の基本情報

夏のお庭を彩ってくれるサワギキョウ(宿根ロベリア)。キキョウ科/ミゾカクシ属(ロベリア属)の多年草で、花色も青や紫、赤、ピンクなどがあります。

ちなみにサワギキョウ(宿根ロベリア)といっても種類があり、日本にも自生しているのがサワギキョウ(Lobelia sessilifolia)というもの。山野草として出回ることが多いですね。

対して北アメリカなどを原産とするのがベニバナサワギキョウ(Lobelia cardinalis)というもの。宿根ロベリアとして出回るものの多くは、この種から改良された品種などです。

なお毒性のある植物のため注意してくださいね

学名サワギキョウ=Lobelia sessilifolia/=ベニバナサワギキョウLobelia cardinalis
科属キキョウ科/ミゾカクシ属(ロベリア属)
分類多年草
耐寒性・耐暑性耐寒性強め/耐暑性普通
開花7月~9月ごろ
用途鉢植え/地植えなど

サワギキョウ(宿根ロベリア)の育て方

それではここからサワギキョウ(宿根ロベリア)の育て方をご紹介。植え付け・肥料・植え替えなどそれぞれ順にお伝えしていくので、さっそく見ていきましょう。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の植え付け

植え付けに適した時期は、4月〜5月と10月〜11月ごろ。日当たりの良さが大切です。

実際に植え付けるときは、水はけの良いを土を選びましょう。鉢植えの場合、山野草の培養土などを使うと手軽です。

地植えにする場合は、まずは場所選びをしっかりと。日当たりは大切ですが、夏越しを考えると午後から日陰になるような場所がいいかもしれません。

そして場所が決まったら、腐葉土を混ぜ込んでから植え付けるといいでしょう。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の肥料

まず植え付け時の元肥として、緩効性化成肥料を混ぜ込みます(元肥配合の培養土を使用した場合は不要です)。

以降の追肥では、鉢植えなら5月~6月ごろと花後に緩効性肥料を与えます。地植えなら、5月~6月ごろに緩効性肥料を与えるといいでしょう。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の植え替え

植えっぱなしにしていると根詰まりするため、鉢植えでの放置はNG。様子を見ながら、必要に応じて植え替えをしましょう。

時期は3月ごろか11月ごろがおすすめ。1年~2年に1回のペースで行ってくださいね。

なお地植えの場合も、株が混み合っているようであれば植え替えを。

そのままだと生育に悪影響なため、様子を見て数年に1回は株分けを兼ねた植え替えを行うといいでしょう。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の夏越し方法

夏は乾燥もしやすく、あまり得意ではありません。地域によりますが、必要に応じて夏越し対策をするといいでしょう。

鉢植えでは、涼しい場所に移動して管理するのがおすすめ。また夏場だけは強い直射日光を避けた半日陰などを選ぶといいですね。

地植えの場合は簡単に移動ができませんから、予め植え付け場所に注意し、必要なら遮光ネットなどを活用するのも有り。

とはいえ夏越しが必要な地域であれば、最初から鉢植えで育てておくと便利だと思います。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の毒性

全草にロベリンという有毒なアルカロイドを含んでいます。

そのため食べないのはもちろんのこと、茎から分泌される乳液を舐めるなども絶対ダメ。とにかく、口に入れないように気を付けてください。

とくに小さなお子さんやペットのいるご家庭では注意しましょう。

サワギキョウ(宿根ロベリア)の花言葉と誕生花

ロベリアの花言葉は、「特異な才能」「高貴」「悪意」など。

また10月30日などの誕生花でもあります。

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