オキザリス・トリアングラリスの基本情報
白やピンクの花が楽しめるほか、カラーリーフとして親しまれることも多いオキザリス・トリアングラリス。
カタバミ科/カタバミ属の多年草で、丈夫で栽培しやすく初心者にもおすすめの植物です。
そんなオキザリス・トリアングラリスですが、「紫の舞」と呼ばれる紫色の葉ものが印象的ですよね。
でもほかに、「緑の舞」と呼ばれる緑色の葉のもの、「銀の舞」とよばれる緑色に斑入りの葉のものなどもあるんですよ。
学名 | Oxalis triangularis |
科属 | カタバミ科/カタバミ属 |
分類 | 多年草(球根植物) |
耐寒性・耐暑性 | 耐寒性強め/耐暑性強め |
開花 | 4月~10月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え |
オキザリス・トリアングラリスの育て方
丈夫で育てやすく、初心者さんにもおすすめのオキザリス・トリアングラリス。
まずは基本の育て方として「管理場所」「植え付け」「肥料」「植え替え」など順にお伝えしていきます。
オキザリス・トリアングラリスの管理場所
オキザリス・トリアングラリスを育てるときは、日向~半日陰がおすすめ。
ただし夏場などの強い直射日光では葉が傷んでしまう可能性もあるので、地植えなら最初から半日陰を選んでおくといいかもしれません。
鉢植えなら、夏場だけ場所を移動するのもおすすめです。
また、湿り気が多すぎる環境では上手く育つことができません。水はけの良い環境を用意しましょう。
オキザリス・トリアングラリスの植え付け
時期は3月~4月ごろ。用土は水はけのいいものを選びましょう。
鉢植えやプランターで管理するのであれば、市販の草花用培養土をそのまま使用するのが簡単。自身で配合する場合は、赤玉土7:腐葉土3が向いています。
庭などに地植えする場合は、事前に腐葉土を混ぜ込んでおくといいでしょう。
オキザリス・トリアングラリスの肥料
あまり多くの肥料は必要ありません。与えすぎはかえって悪影響なので注意してくださいね。
まず植え付け時の元肥として、鉢植えなら緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます(元肥配合の培養土を使った場合は不要です)。
地植えなら、腐葉土などを混ぜ込んでおけば元肥なしでも大丈夫でしょう。
追肥は与えすぎにならないように。与える場合は、鉢植え・地植えともに春と秋に緩効性化成肥料を施すくらいでいいと思います。
オキザリス・トリアングラリスの植え替え
成長に伴ってサイズが大きくなるため、植え替えが必要になります。
鉢植えで管理している場合、混みあってきたら根詰まりする前に植え替え作業を行いましょう。だいたい2年~3年に1回が目安ですが、様子を見ながら行ってくださいね。
地植えであれば基本的に植えっぱなしできます。球根が増え込み合っているようであれば、分球を兼ねて植え替えるといいでしょう。
オキザリス・トリアングラリスの冬越し
寒さに弱い植物ではないので、暖かい地域であれば屋外でも問題なく冬越しできます。
寒い地域の場合は、霜の当たらない場所で管理するか、室内へ移動するといいでしょう。
15℃を下回ると地上部は枯れるといわれていますが、元気であれば春にまた新しい葉を出してくれますよ。
オキザリス・トリアングラリスの夏越し
夏越し対策はそこまで心配ありませんが、葉が傷むなどの可能性があるので、夏場の強い直射日光は避けた方がいいでしょう。
鉢植えなら半日陰などに移動させるすのがおすすめです。
地植えでの場合はあらかじめ半日陰に植え付けるか、必要に応じて日よけを設置し、日差しを緩和させるのもいいですね。
オキザリス・トリアングラリスの花言葉と誕生花
オキザリス・トリアングラリスの花言葉は、「輝く心」「決してあなたを捨てません」など。
また、10月1日・12月15日などの誕生花でもあります。