ツルニチニチソウが伸びすぎた時の対処法は?基本の育て方紹介

ツルニチニチソウの基本情報

花を鑑賞するほか、カラーリーフとしても楽しめるツルニチニチソウ。つる性の植物で、鉢植えや地植えはもちろん、ハンキングなどにも利用できます。

またツルから根を下ろして増えていくため、グランドカバーとして使われることもあるんですよ。

近縁種に花や葉が小さめのヒメツルニチニチソウ(Vinca minor)がありますが、こちらの方が寒さにやや強めな性質となっています。

学名Vinca major
科属キョウチクトウ科/ツルニチニチソウ属(ビンカ属)
分類多年草/亜低木/つる性
耐寒性・耐暑性耐寒性普通/耐暑性普通
開花3月~5月ごろ
用途鉢植え/地植え/ハンギング/グランドカバーなど

ツルニチニチソウの育て方

ここからは基本の育て方をご紹介。管理場所から植え付け、肥料、植え替えなどお伝えしていくので、さっそく見ていきましょう。

管理場所

日当たりの良い場所~半日陰で育てます。多少日当たりの悪い場所でも育つものの、日当たりが悪いと花付きが悪くなるため注意しましょう。

このとき斑入りのタイプは葉が傷む可能性があるので、葉を美しく保つなら半日陰のほうが向いています。

植え付け

時期は3月~5月ごろ、または9月~10月ごろ。用土は水はけの良い土を選びましょう。

鉢植えなら市販の草花用培養土が使えます。自分で配合するなら赤玉土6:4くらいがいいですね。

地植えの場合は水はけの良い場所を選ぶのはもちろん、あらかじめ腐葉土を混ぜ込んでおくといいでしょう。

肥料

元肥として、まずは植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます(元肥配合の培養土を使用した場合は不要です)。

以降の追肥は、鉢植えなら花が咲いた後に緩効性化成肥料を施すといいでしょう。地植えの場合は基本的に追肥は必要ありません。

植え替え

鉢植えで管理している場合は、植え替えが必要です。生育旺盛な植物のため、定期的に行いましょう。

目安としては1年~2年に1回くらい。様子を確認しながら、根詰まりしているようであれば植え替えます。

伸びすぎたときの対処法は?

あっという間にツルを伸ばすツルニチニチソウ。伸びすぎてしまったときは、切り戻し剪定をしましょう。

また不要な部分であれば、間引くのもおすすめです。

ツルが地面に下りるとそこから根を張る場合もあるため要注意。放っておくと必要以上に増えてしまうので、様子を見ながら対処してくださいね。

ツルニチニチソウの毒性

ツルニチニチソウにはアルカロイドという成分が含まれています。誤って口に入れたり食べたりしないよう注意してください。

念のため、小さなお子様がいる方やペットを飼っている方は、管理場所も考慮するといいでしょう。

なお当サイトでは専門知識を持たないため、心配な場合は購入時にお店の方に聞くなど、専門知識を持つ方に相談しておくと安心だと思います。

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