植えてはいけないって本当?ミモザアカシアのデメリットとは?

ミモザアカシアの基本情報

春にフワフワと黄色い花を満開に咲かせるミモザアカシア。1本植えるとおしゃれな雰囲気になるので、庭先に植える方も多い植物です。

とくにシルバーリーフが素敵なギンヨウアカシアや、甘く芳香するフサアカシアなどが代表的ですね。

私の家でもギンヨウアカシアを庭植えしていますが、葉が美しく、大量につける黄色い花も見ごたえがあります。

なお、基本の育て方についてはこちらをご覧ください。

後悔する?ミモザアカシアを植えてはいけない理由

そんな人気のミモザアカシアですが、「植えてはいけない」「後悔する」といった話を耳にします。これはいったいなぜでしょうか。

ということで今回は、植えてはいけないといわれる理由を4つピックアップ。それぞれ詳しくご紹介していきます。

1大きく育つ

大きく育つ植物です。地植えの場合、日本で人気のギンヨウアカシアで5m~10m、フサアカシアでは10m~15mほどにもなるんですよ。

そのためお庭に植えしてしまうとお手入れが大変で、後悔することもあるようです。

実際我が家のミモザアカシアも、自宅2階の引込線に届きそうなほど成長するので、適宜剪定を行い保っています。

植え替えが苦手な植物でもあるので、あらかじめ広い場所を確保するのはもちろん、きとんとお手入れしてあげましょう。

2害虫が発生する

ミモザアカシアを植える際に心配なこととして、害虫も挙げられるでしょう。イセリアカイガラムシやミノガ(ミノムシ)などが付きやすく、我が家ではミノムシをよく見かけます。

害虫対策が必要なのはもちろん、虫が苦手な人からすると見ているだけで気分の良いものではありませんよね。

とくに建売住宅のようにご近所さんと隣接している場合、植え付け場所によってはご近所さんにも嫌な気分にさせてしまうかもしれません。

ミモザアカシアを害虫から守るためにも、見つけたら対策しましょう。

3剪定が必要

ミモザは縦横に枝を伸ばし生長するため、剪定が必要です。さらに大きく育ちますから、剪定するにもちょっと手間がかかります。

とはいえ放置すると茂りすぎて倒木の恐れがあったり、蒸れる原因になったりするため、風通しの良い環境を保ってあげるのが大切ですよ。

剪定時期は花が終わった4月〜7月ごろ。時期が遅いと花芽まで落としてしまうので注意しましょう。

4倒木などのリスク

植えてはいけないとされる理由のひとつに、倒木リスクも挙げられます。

というのもミモザアカシアは地上部分が大木な割に根が浅く、自重や風、雪の重みや大雨などで倒木する恐れがあるんです。

倒れてケガをしたり物を壊してしまっては大変ですので、植える場所に注意するのはもちろん、剪定を行い樹形を整えてあげましょう。

また、必要に応じて支柱を使うのもひとつの方法ですね。

デメリットを理解して上手に楽しもう!

今回は、ミモザアカシアを植えてはいけないとされる理由についてお伝えしてきました。

読んでいただくとわかるように、確かにデメリットはあります。それでも、扱い方ひとつで十分楽しめると私は思います。

大切なのは、きちんと理解し管理すること。植えてから後悔する前に、植える場所や管理方法をしっかり認識し、上手に楽しんでくださいね。

基本の育て方については以下の記事でご紹介しているので、あわせてご覧ください。

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