アッツザクラの育て方!分球・冬越し方法など徹底紹介

アッツザクラの基本情報

4月~6月ごろにかけて可愛らしい花を咲かせるアッツザクラ(アッツ桜)。キンバイザサ科ロードヒポキシス属の球根植物で、南アフリカが原産です。

草丈5cm~15㎝とコンパクトでありながら、豊富な花色が楽しめ存在感抜群。ピンクや赤、白など、彩を与えてくれるでしょう。

なおアッツザクラは地植えでも楽しめる植物ではありますが、管理面を考え鉢植えにおすすめとなっています。

学名Rhodohypoxis baurii
別名ロードヒポキシス
科属キンバイザサ科/ロードヒポキシス属
分類多年草(球根)
耐寒性・耐暑性耐寒性普通程度/耐暑性強め
開花4月~6月ごろ
用途鉢植え/地植え

アッツザクラの育て方(鉢植え)

それではここから基本の育て方をチェック。アッツザクラは鉢植えに向いているため、今回は鉢植えに限定した育て方をお伝えしていきますよ。

アッツザクラの管理場所

管理場所は季節によって異なります。

まず夏までの間は日当たりの良い場所に置きましょう。そして夏の間は涼しく風通しの良い日陰などに置いてください。

秋になったらまた日当たりの良い場所に移動し、冬は凍結しない限り屋外で大丈夫です。

アッツザクラの球根の植え方

アッツザクラを球根から植え付けるときは、水はけの良い土に。市販されている山野草の土などを使うと手軽で便利でしょう。

株間1cm~2cmで植え付けたら、同じく1cm~2cmほど土をかぶせてください。

この間隔によって、植え替え頻度が異なります。ある程度密集させた方が見ごたえはありますが、毎年植え替えなければなりません。

もし手間な場合は、株間と覆土ともに2cm程度にすると2年に1回の植え替えで済みやすいと思いますよ。

 アッツザクラの苗の植え付け

球根からも育てられるアッツザクラですが、ポット苗などで売られることがよくあります。そのため、苗から育てる人の方が多いかもしれません。

植え付け時期は2月~3月ごろ。水はけの良い土を好みます。球根と同じく、市販の山野草の土などを使うと便利でしょう。

アッツザクラの肥料

あまり多く肥料を必要としない植物なので、与えすぎには注意してくださいね。

具体的にはまず、植え付け時の元肥として緩効性肥料を混ぜ込んでおきます(元肥配合の培養土を使用した場合は不要です)。

それ以外では、開花前に緩効性肥料を施すといいでしょう。

アッツザクラの植え替え

植えっぱなしにはせず、定期的に植え替えましょう。放っておくと混み合い生育が悪くなりかねないため、忘れないよう注意してくださいね。

植え替える頻度は植え付けた間隔にもよるのですが、基本的に1年に1回は植え替えが必要です。様子を見ながら行ってください。

時期は植え付けと同じ2月~3月ごろです。

アッツザクラの分球

アッツザクラは自然に増えていきます。あっという間に球根が増えていくので、分球を行うといいでしょう。

時期は植え替えと同じ2月~3月ごろなので、植え替えを兼ねて分球させるといいですね。

傷つけないように手で分けますが、このとき1球1球分けるるのではなく大まかに分けてしまっても大丈夫です。

アッツザクラの冬越し

凍結しない限り、屋外で問題ありません。軒下などに移動するといいでしょう。

それでも凍結の心配があるような地域では、屋内で管理するのもアリ。このとき暖かい室内はNGで、室温が10℃以上にならないよう注意しましょう。

アッツザクラは一定の寒さに当てる必要があるため、凍らず暖かすぎない環境で管理してくださいね。

アッツザクラの花言葉と誕生花

アッツザクラの花言葉は、「愛を待つ」「可憐」「無意識」など。

また1月23日・2月16日などの誕生花でもあります。

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