ヘリクリサム(帝王貝細工)の基本情報
カサカサとした手触りが特徴的なヘリクリサム(帝王貝細工)。ちなみにこのカサカサした花びらに見える部分は総苞片(そうほうへん)というものなんですよ。
大きく育つ高性種とコンパクトに育つ矮性種とがあり、植え付け場所や用途に合わせて選ぶといいでしょう。
なお本来は多年草であるものの、日本では基本的に一年草として扱われています。
別名 | ヘリクリサム/帝王貝細工/ムギワラギク/Strawflower(ストローフラワー)など |
科属 | キク科/ムギワラギク属 |
分類 | 多年草(日本では基本的に一年草扱い) |
耐寒性・耐暑性 | 耐寒性やや弱め~普通/耐暑性強め |
開花 | 5月~9月ごろ |
用途 | 鉢植え/地植え/ドライフラワーなど |
ヘリクリサム(帝王貝細工)の育て方
それではここから、種まきや植え付け方法など基本の育て方をご紹介。それぞれ詳しくお伝えしていくので、ぜひご覧くださいね。
ヘリクリサム(帝王貝細工)の種まき
種から育てる場合、時期は3月~5月ごろ、もしくは9月~10月ごろ。発芽適温は20度程度です。
お住まいの地域によって異なるため、種を購入した場合は説明書きをよく確認してみてくださいね。
育苗箱などを用い、重ならないように種まきしたら薄く土を被せます。あとは土が乾燥しないように定期的に水やりをしながら管理しましょう。
発芽して本葉が3枚~4枚くらいのタイミングでポットに植え替え、苗を育てていってくださいね。
しばらく育苗してポット内で根が回ったら花壇や鉢に定植です。
ヘリクリサム(帝王貝細工)の植え付け
種まきから育てる以外にも、苗を購入して楽しむことも可能です。時期になるとよく出回っているので、探してみてくださいね。
苗を植え付ける場合、日当たりと水はけの良さが大切。
鉢植えなら市販の草花用培養土が使えます。自身で作る場合は赤玉土6:腐葉土4くらいがいいですね。
庭などに地植えする場合は水はけの良い場所を選び、2週間前くらいに苦土石灰を混ぜ込んでおきます。その後、腐葉土も混ぜ込んで準備してから植え付けましょう。
なお、地域によっては屋外で冬越しもできますが、霜を避けるが大切ですよ。
ヘリクリサム(帝王貝細工)の肥料
まずは植え付け時に元肥として元肥として少量の緩効性化成肥料を混ぜ込みましょう(元肥入りの培養土を使用した場合は不要です)。
多くの肥料を必要としない植物のため、基本的に以降の追肥は無しでも大丈夫です。
ヘリクリサム(帝王貝細工)の摘心
摘心をすることでこんもりとした株に仕立てることもできます。開花前に何回か摘心しておくと枝分かれし、花をたくさん咲かせてくれるはずですよ。
ヘリクリサム(帝王貝細工)の花言葉と誕生花
ヘリクリサム(帝王貝細工)の花言葉には、「永遠の思い出」「不滅の花」「いつまでも続く喜び」などがあります。