ストロベリーキャンドルの基本情報
春になると茎の先端に真っ赤な花をつけるストロベリーキャンドル。マメ科シャジクソウ属の植物です。
和名をベニバナツメクサと言ってシロツメクサの仲間なんですよ。
鮮やかな赤い花はとても可愛らしく、春の花壇や庭をいっきに華やかにしてくれるでしょう!
またストロベリーキャンドルは寄植えやドライフラワーにぴったりなので、思い思いの方法で楽しんでみてくださいね。
学名 | Trifolium incarnatum |
別名 | クリムソンクローバー/ベニバナツメグサ/ストロベリートーチなど |
科属 | マメ科/シャジクソウ属 |
分類 | 本来は多年草(日本では一年草扱い) |
耐寒性・耐暑性 | 耐寒性強め/耐暑性弱め |
開花 | 4月~6月ごろ |
用途 | 地植え/鉢植えなど |
ストロベリーキャンドルの育て方
比較的に丈夫で育てやすいストロベリーキャンドルですが、長く花を楽しむためにはポイントがあります。
ここからはそんなストロベリーキャンドルの育て方について、「種まき方法」や「植え付け」「肥料」など詳しくご紹介していきます。
ストロベリーキャンドルの種まき
ストロベリーキャンドルの種まき時期は9月〜10月ごろ。ポリポットや育苗箱などを用いて種まきする方法があります。
どちらも種まきをしたら、5mmほど土を被せましょう。ポリポットに種まきした場合はそのまま間引きながら育て、育苗箱に種まきした場合は本葉が2~3枚程度になったらポリポットに植え替えて育てていきます。
どちらも本葉が5枚~6枚くらいのタイミングで定植してくださいね。
ストロベリーキャンドルの植え付け
ストロベリーキャンドルを植え付けるときは、水はけの良さが大切!
鉢植えなら市販されている草花用の培養土が使えますが、その場合は元肥が入っていないものを使うのがおすすめです。
自身で作るなら、赤玉土6:腐葉土4や赤玉土6:腐葉土3:パーライト1などが向いているでしょう。
庭に地植えするなら、水はけがよくなるようにあらかじめ腐葉土などを混ぜ込んでおくのもいいですね。
なお、植え付け場所は日当たりと風通しの良い場所がベスト。株間は20cm~30cm程度が目安です。
ストロベリーキャンドルの肥料
ストロベリーキャンドルを育てるときは、肥料はあまり必要ありません。むしろ与えすぎないように注意しましょう。
基本的に、地植えの場合は肥料は与えなくても大丈夫。鉢植えの場合は、春先に緩効性化成肥料を少量置き肥するくらいでいいと思います。
なお、いずれの場合も下の方の葉が黄色くなってきたら薄めの液体肥料を与えてるといいでしょう。
ストロベリーキャンドル似た花【千日紅】との違い
ストロベリーキャンドルに似た花のひとつとして千日紅(センニチコウ)があります。
とくにストロベリーフィールドは名前もよく似ていて、同じように赤いイチゴみたいな花をつけるため、わかりにくいこともあるかもしれませんね。
どちらも似ていますが、ストロベリーキャンドルがマメ科シャジクソウ属なのに対し、千日紅はヒユ科センニチコウ属。
開花時期もストロベリーキャンドルが4月〜6月ごろに対し、千日紅は7月〜11月ごろです。
またもうひとつ似た花として、キャットテールというもものあります。千日紅ほどは似ていませんが、花穂の色や形が似ています。
なお、キャットテールはトウダイグサ科エノキグサ属。開花時期は4月~11月ごろです。
ストロベリーキャンドルの花言葉と誕生花
ストロベリーキャンドルの花言葉は、「胸に火を灯す」「素朴な愛らしさ」「幸運を呼ぶ」など。
また3月9日・4月20日・12月19日・12月28日などの誕生花でもあります。